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創造の双子。

第6章 えっちな事。


西華が起きると時計の針は4時を回っていた。

「ん… ?」
手に違和感を感じて、手の方をみてみる。

海斗がしっかりと西華の手を離さないで、握っていた。
スースー寝息をたてて寝ていた。

(ずっと握っていてくれたんだ…)

些細な事だが、西華にとってはとても嬉しいことだった。

「ん… あ… せ…いか…」

「あっ…まだ寝ててもイイよっ?」

「……」

単なる寝言だったようだ。

その時、「ねーちゃん! ただいまっ!」

慧が帰ってきたようだ。

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