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創造の双子。

第1章 創られた慧


「ー…ぉねぇ…ち…ちゃん…?」
できたばかりなのか、言葉がおぼつかない。

でも、あのとき見た慧とそのままそっくりだった。

「け…慧ぃいぃぃっ…!!」

西華は力の限り彗を抱きしめる。
「ごめんね…いままでいなくって…でも…ちょっと苦しい…!!」

「あっ…ごめん彗;」

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