創造の双子。
第9章 詩穂の彼氏 ~詩穂視点~
私に、彼氏が出来たのは昨日…///
なのにダブルデートとか、早いっ…!! て、思われると思うけど、彼はとっても純粋!
昨日の夜の事だよ…
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西華…今日学校休みかぁ…
はぁ~…テンション下がる…
大丈夫かな…
と、詩穂は西華の分までノートを書いていた。
詩穂は、委員会があって西華にノートを渡すのが夜遅くになってしまった。
ピンポーン
ガチャ
扉が空くと、西華の弟…慧が立っていた。
「 ん~…詩穂ねぇちゃんかな?」
「わあっ!慧くん! 久しぶりだねぇ♪ 全然変わってないけど…;」
夏の暑い日、毎日のように3人でプールに行ったのを覚えている。
正確にいうと、詩穂の家のプールに来てもらったのだが…
「悪かったな!! どーせ俺は、ビッチだい!」
「あはは…!! てか、自分の事俺って言うようになったんだ!」
「学校の奴らに僕って言ったらアホほど笑ってたから…」
実は久しぶりに見る詩穂に緊張していたから。
「西華ねぇちゃんにノート?
うん。今、海斗と寝てるから…あ、上がっていって!
もうじき海斗目覚ますし、一緒に帰った方が安心でしょ?」
と、扉を大きく開く。