創造の双子。
第2章 弟(仮)
ダダダダダダダ…
「慧! おはよぉおっ!」
朝6時。 そんなのお構いなしに、西華は慧に抱きつく。
「ん~… もうちょっと寝かせて…」
まだちゃんとは起きていないらしい。
「そんなこというんだったら、こしょこしょしちゃうぞっ!?」
意地悪そうに手の指をうねらせる。
そして腰にー…
「っあ! はっ… やめてよ… も~!! あっ!まって!?起きるから! あっやっ…!!」
「やだ~やめない~w 」
よっぽとこそばいらしく、慧は咳き込む。
「げほっ…げほっ…」
「あっ! ごめん!慧!」
今頃だが、慧は中1の設定である。
でも、死んだ時のクローンな訳だから言葉使いや身長、しぐさは幼い頃のままだ。
学力は中学生の平均にしてある。