創造の双子。
第16章 憂鬱。
恵美歌が行くのを見送ると私たちはトイレに向かった。
それにしても、ここって広すぎる…;
トイレいくのも、五分くらいかかるし…
漏れそうになってからじゃ我慢できないかも(≧ヘ≦)
「羽華ちゃん♪ あったよートイレ」
「あー良かったぁ!」
トイレの中はだれもいなくて、2人きりだった。
「 やった! 2人きりだね! 羽華ちゃん♪」
「だねーw でもそれがどしたの?」
「ずっと前から気になってたことがあったの♪」
「…? 何?」
「羽華ちゃん、西華の事好きなんでしょ?」
……………え?
「好き? 好きなんでしょ?」
「え? あ、うん。 クラスメートは大体好きだよ?」
とぼけてみる
「ちがくてー! loveのほうだよー? てか、内心バレた! とか思ってるんでしょ★」
「…」
な…んでバレてるの?
まさか恵美歌が喋った!?
「ま、いいよ♪ でもね? 今日は西華の邪魔しないで。」
「あ…私、今日用事あるの!
だから帰る! バイバイ!」
「…」
なんで…なんで?
西華ちゃんにいわれたらどうしよう!
きっと、キモイ って思われるしかないよね…
また、いじめも再開したりして…
私は、急いで家に帰った。