Change (チェンジ)
第1章 Change (チェンジ)
2
前回からか、なんとなく急に敏感になった感じがし、いや、感度が強く変わったみたい。
そして今夜の、この季の昂ぶりであった…
「あぁ、り、遼くん、好き、大好き…」
「あ…ぁ……」
季はそう愛のコトバを何度となく囁きながら、オレの舌を唇を貪るかのような情愛に溢れた積極的なキスをしてくる。
だが…
なぜかこのキスに、今度は強い違和感を…
感じていた。
初めて季を抱いた夜…
『初めてじゃない……だけなの…』
と、経験不足をオレに伝え、微かに震えていたくらいに戸惑っていた。
そしてその夜から僅か一ヶ月少し…
逢瀬の回数的には…今夜で6日目だろうか?
思い返すと前回から、まるで別人の様に感度が上がったみたいであるのだ。
ん、それが違和感なのか?…
まるで別人…
いや、そんなばかな…
あり得ない。
だが、そんな浮かんだ想い、疑問を考えると…
妙に合致してしまう。
そんなばかな…
あっ..…
だけど…
オレに、オレ自身に積極的なくらいに、触れ、握ってきた…
恐る恐るの唇での愛撫で歯が当たらなかった…
本当に、同じ彼女とは思えない…
まるで別人。
だけど、傍らに居る季は、間違いなく季、めぐりである…
「ん、なぁに、なに、そんなに見つめてくるのぉ?」
季は再びそう囁き、キスをしてくる。
あっ…
だけど、今度はそのキスから…
ウソ、嘘の味がしてきたのだ。
あっ、えっ、ま、まさか…
オレは一気にドキドキと胸が、心が、高鳴ってしまう。
だって、ふと、脳裏に浮かんだ感覚、感触、そして目の前の仕草が…
あっ、ひ、ひだり、左手?…
オレ自身を愛おしそうに握り、愛してきてくれたのは左手…
オレの頬を撫でてきたのも左手…
然り気無く髪をかき上げる仕草も左手…
水のコップを持ったのも左手…
確か、いや、間違いなく季は右利きだ。
あっ、えっ…
そんなオレの驚きと衝撃の焦燥の揺らぎの色が、目に映ったのだろう。
「あ、え、り、遼くん…」
「……………」
すると季は、スッと手にしていたコップをサイドテーブルの上に置き…
「あちゃぁ…
なんだぁ、やっぱりぃバレちゃったかぁ…」
と、呆れかえるほどに明るい声音で、そして顔には満面の笑みを浮かべて…
そう言ってきたのである。
前回からか、なんとなく急に敏感になった感じがし、いや、感度が強く変わったみたい。
そして今夜の、この季の昂ぶりであった…
「あぁ、り、遼くん、好き、大好き…」
「あ…ぁ……」
季はそう愛のコトバを何度となく囁きながら、オレの舌を唇を貪るかのような情愛に溢れた積極的なキスをしてくる。
だが…
なぜかこのキスに、今度は強い違和感を…
感じていた。
初めて季を抱いた夜…
『初めてじゃない……だけなの…』
と、経験不足をオレに伝え、微かに震えていたくらいに戸惑っていた。
そしてその夜から僅か一ヶ月少し…
逢瀬の回数的には…今夜で6日目だろうか?
思い返すと前回から、まるで別人の様に感度が上がったみたいであるのだ。
ん、それが違和感なのか?…
まるで別人…
いや、そんなばかな…
あり得ない。
だが、そんな浮かんだ想い、疑問を考えると…
妙に合致してしまう。
そんなばかな…
あっ..…
だけど…
オレに、オレ自身に積極的なくらいに、触れ、握ってきた…
恐る恐るの唇での愛撫で歯が当たらなかった…
本当に、同じ彼女とは思えない…
まるで別人。
だけど、傍らに居る季は、間違いなく季、めぐりである…
「ん、なぁに、なに、そんなに見つめてくるのぉ?」
季は再びそう囁き、キスをしてくる。
あっ…
だけど、今度はそのキスから…
ウソ、嘘の味がしてきたのだ。
あっ、えっ、ま、まさか…
オレは一気にドキドキと胸が、心が、高鳴ってしまう。
だって、ふと、脳裏に浮かんだ感覚、感触、そして目の前の仕草が…
あっ、ひ、ひだり、左手?…
オレ自身を愛おしそうに握り、愛してきてくれたのは左手…
オレの頬を撫でてきたのも左手…
然り気無く髪をかき上げる仕草も左手…
水のコップを持ったのも左手…
確か、いや、間違いなく季は右利きだ。
あっ、えっ…
そんなオレの驚きと衝撃の焦燥の揺らぎの色が、目に映ったのだろう。
「あ、え、り、遼くん…」
「……………」
すると季は、スッと手にしていたコップをサイドテーブルの上に置き…
「あちゃぁ…
なんだぁ、やっぱりぃバレちゃったかぁ…」
と、呆れかえるほどに明るい声音で、そして顔には満面の笑みを浮かべて…
そう言ってきたのである。
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