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sunny spot

第2章 #002

連絡先を交換してから数日が経った。
太陽からもらった連絡を無視し続けていたし、太陽からもあれ以降連絡はない。

昼休みに蕎麦を啜りながら日々の違和感について考え出す。

太陽は部屋に誰かを連れ込むのを辞めたのかもしれないと。
ここ数日というより連絡先を交換した日から何も聞こえない。

俺が連絡を無視しているからか?
口止め料っていうのはそこも含まれているのか?
ていうかもう隣に住んでない?

グルグルと考えるよりも太陽に返信した方がいいのは明らかだが、もう関係値を進めたくない。

俺はもう恋愛で傷つきたくないお年頃なんだ。
でも、気になってしまう。

太陽に返信をしようとトーク画面を開く。

【急遽ですが明日は時間取れそうです】
と打ち込み送信はしてしまった。

「はぁ…なんで俺は……」

かき揚げが出汁を吸って徐々に解れ始めていた。

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