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箱入り娘、異世界へ行く。

第2章 帰りたいっ!

「寝るか」


 その時、掛け布団を勢いよく捲られた。


「えっ……」


 ギシッ……とベッドが沈む。


「ま……待って! ……きゃあああっ!!」


 酒臭い男は私の身体の上にずしりとのしかかってきた。


「……ん? なんか柔けぇものがある?」

「うっ……お、重いっ……」


 男の口から吐き出される息が酒臭い。しかも男の身体が重くて身動きができない。


 その時、わたしの太ももを撫でられた。


「ひっ……!」

「女……か? なんでオレの部屋のベッドに寝てんだよ」

「……や、やめてくださ……」

「ヘヘっ……よくわからねぇが、久しぶりに楽しませてもらうぜ」


 男はわたしの両手首を掴むと、胸の膨らみに顔を突っ伏せてきた。


「やだっ……やだあああっ!!」

「ひよりっ!?」


 その時、レオの声が聞こえたかと思うと、バンッ!!と勢いよく扉が開いた。



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