むせび泣く人妻・美香。悦びの声
第5章 告白(1)
「私って、セックス中毒なの」
薄明かりの部屋の中で彼女はそっと呟いた。
「過去の自分が今の自分を形づくるのよ。当たりまえだけど。カルマって知ってる?業ってやつよ」
暗がりの中、美香は優しい目で僕を見てた。綿花のような柔らかみを持った朱唇は、そこだけがキラキラと光っている。美香は僕の髪に手を伸ばし、なぜかそっと頭を撫でた。
「可愛いのね、あなたって」
そう言いながらキスをしてくる。舌先を絡ませながら唾液を交わし会う。唇と唇の間に白い糸が引かれる。
「早くしたいわ。あなたと」
**********
セックスの後、美香が話す昔話は面白い。いつまでも聞いていられる。大学時代に処女を卒業した話、卒業旅行で行ったグアムでのインストラクターとの恋。モルディブでの開放的なセックスの話、大学卒業までに関係を持った男性との交際。大学を卒業してから2年間の愛人生活。そして主人との結婚。
一人目の子供が産まれ、3人目の子供が産まれるまでの6年間、主人以外の男性とは関係を持たなかった。
「結婚してからも男からの誘惑は沢山あったわ。でも、誘いは全部、断ったわ」
そういうと目を伏せて、「でも、それもある日、限界を迎えたの」
*******
「はじめての不倫は20歳以上、年下の男だったわ。綺麗な顔立ちの子でね・・若いってすごかった。久しぶりの激しいセックスに身体が壊れるかと思った。その時に身も心も溶かされたの。そこから、ダムが決壊したかのように、私の身体は主人以外の男を求めるようになったの」
一呼吸おいて、
「いい男に誘われればセックスをしたわ。不思議なことにそこに背徳感はなかったの。家庭さえ壊さなければ大丈夫・・そう自分に言い聞かせながら男に抱かれた」
続けざまに、
「家庭という心のオアシスを私は得ているにも関わらず、逆に、そんなものはいらない…そう語る天の邪鬼な自分が側にいた。家庭に入れば私は良き主婦。主人も愛している。でも、同じように切り取られた毎日を過ごすうちに、私は別の刺激を求めるようになった。不倫って嵌ると危険な泥沼のよう。セックスへの欲求がますます強くなって、いつまでも心が渇いている感じ。きっと、そこには背徳感と非日常感が混じった快感があって、普通の恋愛では経験できないドラマが存在するからでしょうね」
薄明かりの部屋の中で彼女はそっと呟いた。
「過去の自分が今の自分を形づくるのよ。当たりまえだけど。カルマって知ってる?業ってやつよ」
暗がりの中、美香は優しい目で僕を見てた。綿花のような柔らかみを持った朱唇は、そこだけがキラキラと光っている。美香は僕の髪に手を伸ばし、なぜかそっと頭を撫でた。
「可愛いのね、あなたって」
そう言いながらキスをしてくる。舌先を絡ませながら唾液を交わし会う。唇と唇の間に白い糸が引かれる。
「早くしたいわ。あなたと」
**********
セックスの後、美香が話す昔話は面白い。いつまでも聞いていられる。大学時代に処女を卒業した話、卒業旅行で行ったグアムでのインストラクターとの恋。モルディブでの開放的なセックスの話、大学卒業までに関係を持った男性との交際。大学を卒業してから2年間の愛人生活。そして主人との結婚。
一人目の子供が産まれ、3人目の子供が産まれるまでの6年間、主人以外の男性とは関係を持たなかった。
「結婚してからも男からの誘惑は沢山あったわ。でも、誘いは全部、断ったわ」
そういうと目を伏せて、「でも、それもある日、限界を迎えたの」
*******
「はじめての不倫は20歳以上、年下の男だったわ。綺麗な顔立ちの子でね・・若いってすごかった。久しぶりの激しいセックスに身体が壊れるかと思った。その時に身も心も溶かされたの。そこから、ダムが決壊したかのように、私の身体は主人以外の男を求めるようになったの」
一呼吸おいて、
「いい男に誘われればセックスをしたわ。不思議なことにそこに背徳感はなかったの。家庭さえ壊さなければ大丈夫・・そう自分に言い聞かせながら男に抱かれた」
続けざまに、
「家庭という心のオアシスを私は得ているにも関わらず、逆に、そんなものはいらない…そう語る天の邪鬼な自分が側にいた。家庭に入れば私は良き主婦。主人も愛している。でも、同じように切り取られた毎日を過ごすうちに、私は別の刺激を求めるようになった。不倫って嵌ると危険な泥沼のよう。セックスへの欲求がますます強くなって、いつまでも心が渇いている感じ。きっと、そこには背徳感と非日常感が混じった快感があって、普通の恋愛では経験できないドラマが存在するからでしょうね」
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える