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もしも、

第6章 通学




「おは…」

あなたが振り向いて、
そして目があった。

「あ、おはよ!」


飛びっきりの笑顔でそう言うあなた。

「…」

嬉しくて、思わず見とれてしまった。


「お、おーい…どーかした?」
「なっなんでもないよ!!
おはよう。」
「おう!…あのさ、」
「んー?」
「それ、何聞いてんの?」


あたしのイヤホンを指さす。

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