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クラスの人気者は、刹那の2時間を買い戻したい。

第6章 皐月からのオーダー

カラオケ大会で図らずもMVPを受賞してしまった刹那。

すぐにでも帰りたかったのだが、クラスの子たちが刹那を逃してくれなかった。

それぞれが刹那に興味はあったが留年生という特殊な状況だったため

話しかけにくい雰囲気があったという。

あからさまな質問はなく(高校生なりに配慮している)

他に好きな曲は何かとか、英語上手だね、趣味やスポーツのこと

女子からは犬か猫か、蕎麦かうどんか、目玉焼きの焼き加減など

ほぼどうでも良いことを聞かれていた。

やっと解放され、聖地・喫煙ルームに逃げ込み一息ついた。

(なんだ、ガキばっかだな)

スマホの通知オンが鳴った。なんとなくチェックすると

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クラス会の後、来られる?

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皐月からの依頼が届いていた。

刹那は21時解散だからとだけ打って返信をした。

会費を払って、定刻きっかりに解散となった。

刹那はタクシーを使って皐月のマンションに向かっていた。

「クラス会は楽しめたの?」

「まあまあ」

通知音が鳴り、LINEを開いた。

莉子からだ。
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白瀬くん、いつの間にか居なくなっちゃうんだもん。
あの後集合写真撮る予定だったのに

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プンプン怒ったスタンプも一緒に飛んできた。

(……聞いてないし)

刹那はスマホを閉じていた。

「何かあった?」

「集合写真撮り損ねたって星野が怒ってる」

クスッと皐月は笑って、冷蔵庫からビールを掴み取り刹那に手渡した。

「くはっ〜、カラオケでうっかりビール注文しそうになったよ」

刹那はおもむろに煙草を咥えて火をつけようとすると

「煙草はベランダで」

「はいはい」

缶ビールと一緒にベランダへ出ていった。

それから、シャワーを浴びて皐月とベッドインする。

彼女の体はすでに濡れていて刹那は本能のままに求めはじめていた。

「刹那……っ」

「あっ……皐月……あぁ」

腰を揺らし彼女を深く感じていた。

校内で見せる冷たい表情と打って変わって

男を惑わせる視線を投げかける。

刹那は夢中になって腰を打ちつける。

彼女を強く抱きしめ体を震わせる。

突き抜ける快感に溺れていた。

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