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クラスの人気者は、刹那の2時間を買い戻したい。

第6章 皐月からのオーダー

刹那は体で息をしてる。胸板が揺れている。

「刹那、とても良かったわ」

「皐月も堪らなく色っぽかった」

二人は熱いキスを交わし合う。

そのまま交わり結ばれる。

荒い吐息、流れる汗、強く求める腰つき

皐月は男の腕の中で蕩けていた。

刹那は激しく彼女を求めて、逃がさない。

突き上げる衝動、肉が弾ける

やがて体を強張らせ、直後震えていた。

「ヤバ気持ちいい」

刹那は感じたことを口に出していた。

皐月は満足していた。

こんな風にストレートに求めてくれる刹那が愛おしい。

一方で、この関係がいつまで続くのか不安も感じていた。

刹那は下着を履いて冷蔵庫からビールを取り出して渇いた喉を潤す。

そのままベランダに出てタバコを楽しんでいた。

何気ない動作の一つ一つに皐月の胸は甘く締めつけられる思いを抱いていた。

「刹那は無自覚に女を翻弄するのね」

「なにそれ」

「とてもセクシーって事よ」

「ふーん」

「学校では出しちゃダメよ。みんな貴方を好きになるわ」

「買い被りすぎ」

「そういうところよ。自分の魅力を自覚しなさい」

「はいはい」

「分かってないでしょ」

「1ミリも」

刹那は指先で皐月の肌をなぞり囁いた。

「じゃあ、分かるように教えてよ」

「誰にでも優しくしないこと」

「分かった」

「思ったことを口に出さない」

「気をつける」

「刹那」

「皐月」

「貴方に溺れてしまいそう」

「じゃあ、しっかり掴んで離さない」

「……お願いよ」

刹那はどんなに体を重ね合わせていても、埋まらない心の隙間があるのだと確信していた。

このあとも体を使って皐月を満足させてあげた。

あっという間に刹那の2時間は過ぎていた。

「今夜は泊まってもいい?」

「いいけど」

「ここまでタクシーで来たんだ。朝、バスで帰る」

刹那は急に高校生の顔になって皐月に甘えてくる。

彼女は少し項垂れていた。

(そういうところよ。白瀬くん)

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