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中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜

第10章 飽食の時。瑠花(3)

二人の女が、同時に絶頂に達した。

瑠花の内壁が激しく収縮し、私のものを締め上げる。熱い蜜が溢れ、結合部から滴り落ちる。

瑞希は私の顔の上で腰を跳ねさせ、甘い声を上げながら潮を吹いた。熱い液体が私の唇と顎を濡らし、彼女の太ももが痙攣する。

「はぁっ……はぁっ……」

二人の荒い息が、部屋に満ちる。

絶頂の余韻の中で、瑠花は私の上からゆっくりと降り、横に倒れた。瑞希も私の顔から離れ、私の胸に顔を埋める。

汗と愛液にまみれた三人の身体が、密着する。しばらくして、瑞希が小さく呟いた。

「……瑠花。怒ってる?」

瑠花は目を閉じたまま、首を横に振った。

「怒ってない。ただ……複雑。瑞希の心を知ってから……瑞希が感じてるところも見て、興奮しちゃう自分がいる。こんな私って変だよね」

「変じゃない」。瑞希が、瑠花の手を握る。

「私も、瑠花が先生に抱かれてるところを見て、嫉妬した。でも……綺麗だなって思った。瑠花には瑠花のいいところがあるわ……それを認め合わないとね」

瑠花が目を開け、瑞希を見つめる。

「私たちの関係ってどうなるの?これからも職場で顔合わせるわけだし……」

二人の視線が、再び交錯する。私には、二人の目の中に敵意や嫉妬ではなく、お互いを理解しあった連帯感が混じっているのを見てとった。

「今のままで……いいんじゃない……私は瑠花から先生を奪う気はないわ……これからも親友でいて欲しいの……それと、瑠花……仕事辞めないでね」

「そっちこそ」と瑠花が瑞希を見つめながら微笑んだ。

「それと、今日あったことは3人の秘密……ねえ、先生……また3人でしたいもんね」

私は二人を抱き寄せ、低く言った。
「そうだな……二人ともこれからも、その明るい笑顔と声で職場を明るくしてください」

瑞希が、私の胸に顔を埋めたまま、呟いた。
「ところで……先生の本当の欲求。少しは、満たせた?」

瑠花も、私の腕に顔を寄せ、小さく笑う。
「私も……先生の、全部が少しわかった気がする」

私は二人の髪を撫でながら、何も言わなかった。ただ、腕の中で二人を抱きしめた。

複雑に揺れながらも、離れられないと決めた女たちの心。
傷と純粋さ、嫉妬と興奮、愛と執着が絡み合い、三人の結びつきを、より歪で、しかし強固なものへと変質させていった。
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