
中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜
第11章 飽食の時。亜美(1)
激しい歓喜の嵐が通り過ぎた後、荒い呼吸に合わせて大きく上下する彼女の背中を、僕はただ見つめていた 。やがて亜美はくるりと体を反転させ、潤んだ瞳で僕に顔を向けた 。
「すごく、よかったです……先生……」
そう言いながら、彼女はそっと僕の唇に自身の唇を重ねてきた 。それはセックス中の激しい喘ぎ声とは少し違う、甘くほどけたような、優しい声だった 。
「僕もだよ、亜美。また、君を抱きたいな」
まだ微かに汗ばんでいる彼女の滑らかな背中を、僕は愛おしさを込めてゆっくりと撫でながら囁いた 。亜美はふふっと小さく微笑み、熱を帯びたままの柔らかい頬を僕の肌に擦り付けながら、僕の背中に回した腕の力をきゅっと強めてくる 。
「先生……中で出したんですね……でも、いいです……」
とろんとした瞳で見上げて甘える彼女の額に、僕はもう一度、優しいキスを落とした 。そして、その温かい身体をさらに強く抱きしめ、すべてを解き放った心地よい疲労感に包まれながら、僕たちは静かに時の流れに身を沈めていった 。
ホテルの遮光カーテンの隙間から、容赦のない昼下がりの明かりが差し込み始め、部屋の中に鮮やかな陰影を作り出していた 。その光は、亜美の背中からヒップへと続く美しい曲線を、まるで彫刻のように残酷なまでに美しく映し出している 。
「もう、こんな時間。もう少ししたら、また仕事ですね」
激しい交わりの後、深い心地よさと疲労感に包まれていた僕は、このまま永遠に眠りの中に逃避してしまいたかった 。
服を着ることすら酷く億劫に感じられる今の僕にとって、現実へと引き戻す彼女のその言葉は、あまりにも残酷な鐘の音のように響いた 。
「すごく、よかったです……先生……」
そう言いながら、彼女はそっと僕の唇に自身の唇を重ねてきた 。それはセックス中の激しい喘ぎ声とは少し違う、甘くほどけたような、優しい声だった 。
「僕もだよ、亜美。また、君を抱きたいな」
まだ微かに汗ばんでいる彼女の滑らかな背中を、僕は愛おしさを込めてゆっくりと撫でながら囁いた 。亜美はふふっと小さく微笑み、熱を帯びたままの柔らかい頬を僕の肌に擦り付けながら、僕の背中に回した腕の力をきゅっと強めてくる 。
「先生……中で出したんですね……でも、いいです……」
とろんとした瞳で見上げて甘える彼女の額に、僕はもう一度、優しいキスを落とした 。そして、その温かい身体をさらに強く抱きしめ、すべてを解き放った心地よい疲労感に包まれながら、僕たちは静かに時の流れに身を沈めていった 。
ホテルの遮光カーテンの隙間から、容赦のない昼下がりの明かりが差し込み始め、部屋の中に鮮やかな陰影を作り出していた 。その光は、亜美の背中からヒップへと続く美しい曲線を、まるで彫刻のように残酷なまでに美しく映し出している 。
「もう、こんな時間。もう少ししたら、また仕事ですね」
激しい交わりの後、深い心地よさと疲労感に包まれていた僕は、このまま永遠に眠りの中に逃避してしまいたかった 。
服を着ることすら酷く億劫に感じられる今の僕にとって、現実へと引き戻す彼女のその言葉は、あまりにも残酷な鐘の音のように響いた 。

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