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ちょっとエッチなお話

第3章 トイレに行きたい

「トイレ行きたいかも……」
 そんな声がどこからか聞こえてきました。それはKさんの声でした。小声で特にやばいという感じでもなく、私は「えっ」と心の中で思いましたが、大したことにはならないだろうと思っていました。

 ここで理科の先生についても、少し紹介させてください。理科の先生は少し年配(60代くらい?)な方で、怒りやすく厳しいという訳ではないのですが、生徒から好かれているという印象はあまりありませんでした。思春期という時期も相まったのか、なかなかKさんはトイレに行きたいと言い出せず困っていたようでした。

 休み時間までは残り10分ほど。一瞬、私は「ここで漏らしてくれないかな?」と馬鹿な思考をしていました。その頃、Kさんの近くにいたAさんとOさんも彼女の声に気づいたらしく、「大丈夫?」とか「トイレ行く?」みたいな優しい声が聞こえてきました。私は、それをただチラ見しているだけでした。

 仲がいいというわけでもなく、なんて声をかけていいのか分からなかったからです。

「あと8分くらいだよね……多分いける……」
 こんなような会話があった気がしますが、その辺はちゃんと聞いていなかったので覚えていません。

 しかしKさんの尿意は授業中にも関係なく、少しずつ体に溜まっていきます。

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