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女子大生の日常

第17章 告白

私はシンの話しを聞きながら、ずっと考えていた事を話しました。


「正直言うと、シンにはずっと側に居て欲しい‥‥。
留学なんてして欲しくない。
‥‥‥でもね‥私のせいで、シンにやりたい事我慢させるのはもっとイヤ!
離れてても‥私は‥‥シンの支えになれるのかな?」


その瞬間‥‥

シンの張り詰めていた顔が崩れ、泣き笑いの様な表情になったかと思うと
私はシンに抱きしめられていました。


「美羽ありがとな。
正直、別れるって言われてもしかたないって覚悟してた。」


シンの匂いと、体温に包まれて

(この胸に居られるのも、後少しなんだな‥‥)

そう思うと、次々と涙が溢れて止まりません。

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