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先生とアイツ

第1章 *教育実習生?!

「あ、ありがと…///あの、下ろしていいよ?」


私が言うと、タクはなにか思いついたようにニヤリと笑った。


「あぶないから、このまま教室行こっか?」

「えぇっ!?」

私が答える間もなく、タクは教室に向かって歩きだした。

「ちょ、た、タク!は、恥ずかし…//」

「大丈夫!誰も見てねーよ!笑」


みんな見てますけど~!///
私は恥ずかしくて、死にそうだった。




グィッ!

いきなり、私のうでが誰かに捕まれた。

「ひゃっ…」

私はバランスを崩し、タクの腕の中から落ちそうになった。

ギュッ!私はとっさに目を閉じた。

「……?」

痛く…ない?

恐る恐る目をあけると、私の目の前に…

賢斗の吸い込まれそうなキレイな瞳があった。

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