あの2人って、仲いい思春期だね。
第1章 ピザって10回言ってみな。
ミユの家にて、誠は言い知れぬ緊張感で張り裂けそうだった…。
「午前の紅茶でいい?」
「うぇあっ!?」
「レモンティー…?」
ミユの不審物を見るような視線が、誠の広いたくましい背中に突き刺さる。
「今、下で用意してくるから、適当にくつろいでてね♪」
ミユは、パッチンとウィンクすると、軽い足取りで一階に降りていった。
「はあぁっ…」
一面ピンクの部屋に一人残された誠は、自らの半立ちのモノに目をやる。
ミユが自分の勃起した肉棒に気づけば、いくら幼く清純で天然なミユでも自分を地の底まで軽蔑するだろう。
そんなネガティブな思考に至りながらも、ラベンダーの香りに包まれる誠は、胸が高鳴ってしょうがない。