My Godness~俺の女神~
第4章 ♯Stalker(忍び寄る影)♯
身体だけでなく言葉でも実里をいたぶり、嬲ろうとしているのだ。それから実里はまるで動物のように後ろから何度も犯された。
最後の絶頂を迎えた瞬間、実里は最奥で男の精がほとばしる妖しい感覚に、身体を小刻みに震わせた。しばらく経っても、悠理の屹立はまだ熱い飛沫をまき散らしていた。感じやすい内奥が濡らされてゆく感覚が堪らなく淫靡であり快感でもあった。
「まさか復讐のためにレイプして、あんたがここまで悦がるとは思わなかった。まあ、俺も良い思いはさんざんさせて貰ったけど」
事が終わった後、悠理はさっさとズボンを元通りにすると、片手を上げた。
「じゃあね。今夜の一部始終をあんたの婚約者にせいぜい教えてあげると良い」
あまりに烈しい荒淫に、実里は心身疲れ果てていた。しばらくその場に気を失って倒れていたと思う。
どれだけ失神していたのかは判らないけれど、気がついたときにはまだ周囲は夜の気配に包まれていた。
実里はのろのろと起き上がり、その場に散らばっていた下着や服をかき集めた。ブラウスもスーツも乱暴に引き裂かれて使い物にはなりそうになかったが、とりかくブラとパンティをつけてからブラウスを羽織り、スカートをはいた。ボタンは全部引きちぎられている。前を間に合わせでかき合わせた。
ストッキングは幾ら探しても見つからないので、諦めた。そうやって、とにかく体裁だけは整え―実際には到底、体裁を整えているとは言い難かったが―、とぼとぼと歩き出すと、さんざん大きな肉棒でかき回された下半身が疼くように痛んだ。
地面の上で犯されたので、剥き出しになった素肌のあちこちが擦れて、小さな傷がついている。まさに復讐という言葉にふさわしい、相手への思いやりなど欠片も感じさせない行為だ。
復讐という言葉を使いながらも、あの卑劣な男は自分の欲望もそこそこ満たしたようには見えた。本当に欲望処理だけのセックス。そこには、愛情など当然ながら存在するはずもなく、ただ憎しみだけがあった。
実里には初めての経験だった。それなのに、まさか二十七年間生きてきて初めて男に抱かれるのがレイプだなんて、想像さえしたことはなかった。
新たな涙が滲んできて、実里は低い嗚咽を洩らしながら道を歩いた。
最後の絶頂を迎えた瞬間、実里は最奥で男の精がほとばしる妖しい感覚に、身体を小刻みに震わせた。しばらく経っても、悠理の屹立はまだ熱い飛沫をまき散らしていた。感じやすい内奥が濡らされてゆく感覚が堪らなく淫靡であり快感でもあった。
「まさか復讐のためにレイプして、あんたがここまで悦がるとは思わなかった。まあ、俺も良い思いはさんざんさせて貰ったけど」
事が終わった後、悠理はさっさとズボンを元通りにすると、片手を上げた。
「じゃあね。今夜の一部始終をあんたの婚約者にせいぜい教えてあげると良い」
あまりに烈しい荒淫に、実里は心身疲れ果てていた。しばらくその場に気を失って倒れていたと思う。
どれだけ失神していたのかは判らないけれど、気がついたときにはまだ周囲は夜の気配に包まれていた。
実里はのろのろと起き上がり、その場に散らばっていた下着や服をかき集めた。ブラウスもスーツも乱暴に引き裂かれて使い物にはなりそうになかったが、とりかくブラとパンティをつけてからブラウスを羽織り、スカートをはいた。ボタンは全部引きちぎられている。前を間に合わせでかき合わせた。
ストッキングは幾ら探しても見つからないので、諦めた。そうやって、とにかく体裁だけは整え―実際には到底、体裁を整えているとは言い難かったが―、とぼとぼと歩き出すと、さんざん大きな肉棒でかき回された下半身が疼くように痛んだ。
地面の上で犯されたので、剥き出しになった素肌のあちこちが擦れて、小さな傷がついている。まさに復讐という言葉にふさわしい、相手への思いやりなど欠片も感じさせない行為だ。
復讐という言葉を使いながらも、あの卑劣な男は自分の欲望もそこそこ満たしたようには見えた。本当に欲望処理だけのセックス。そこには、愛情など当然ながら存在するはずもなく、ただ憎しみだけがあった。
実里には初めての経験だった。それなのに、まさか二十七年間生きてきて初めて男に抱かれるのがレイプだなんて、想像さえしたことはなかった。
新たな涙が滲んできて、実里は低い嗚咽を洩らしながら道を歩いた。