車内プレイ
第2章 車内プレイ1
『あっ!目を覚ましたんだね。なかなか起きないから心配で冷たいの買ってきたんだ。よかったら飲んで。』
入って来たかと思えば冷たいお水を渡された。車の中は暗くて誘拐犯の顔が見えない。私はそれもあって怖くて動けない…。
『暑いでしょ?大丈夫だから飲んで。』
凄く優しい男の声。こんな声の持ち主が誘拐犯だなんて思えない。でも、誘拐犯は誘拐犯。逆らえば何をされるか分からない。私は蓋を開け少しお水を飲む。
彼が言った通り新品で、何も入っていない只のお水。少し飲んだお水は私の喉を通ってお腹に入っていく。少し楽になった。確かに暑い。今は八月で真夏日。倒れていたお陰で汗ばんでいる。
『あ、の…』
『あ、もう大丈夫?甘いのも買ってきたんだけど、どうする?後にする?』
『あ、後でお願いします…。』
『りょーかい。』
彼は甘いものが入ったビニール袋を前の運転席に置き電気を付けた。
『んっ…眩しい…』
暗いのに慣れていたのか電気を付けられ眩しくて目を瞑る。
『やっぱり可愛いね。』
不意にかけられた言葉。だんだん目が慣れてきて前に座って居る彼を見上げた。
『………………………。』
私は驚きの余り声が出せなかった。
『……?どうしたの?』
パチパチと目を開け閉めしている私を不思議に思ったのか首を傾げてくる。
『あ、あああ、貴方っ!』
私は驚きで上手く喋れず噛み噛みになってしった。だって。
目の前に居る彼………
すっごくイケメンなんだもん。
入って来たかと思えば冷たいお水を渡された。車の中は暗くて誘拐犯の顔が見えない。私はそれもあって怖くて動けない…。
『暑いでしょ?大丈夫だから飲んで。』
凄く優しい男の声。こんな声の持ち主が誘拐犯だなんて思えない。でも、誘拐犯は誘拐犯。逆らえば何をされるか分からない。私は蓋を開け少しお水を飲む。
彼が言った通り新品で、何も入っていない只のお水。少し飲んだお水は私の喉を通ってお腹に入っていく。少し楽になった。確かに暑い。今は八月で真夏日。倒れていたお陰で汗ばんでいる。
『あ、の…』
『あ、もう大丈夫?甘いのも買ってきたんだけど、どうする?後にする?』
『あ、後でお願いします…。』
『りょーかい。』
彼は甘いものが入ったビニール袋を前の運転席に置き電気を付けた。
『んっ…眩しい…』
暗いのに慣れていたのか電気を付けられ眩しくて目を瞑る。
『やっぱり可愛いね。』
不意にかけられた言葉。だんだん目が慣れてきて前に座って居る彼を見上げた。
『………………………。』
私は驚きの余り声が出せなかった。
『……?どうしたの?』
パチパチと目を開け閉めしている私を不思議に思ったのか首を傾げてくる。
『あ、あああ、貴方っ!』
私は驚きで上手く喋れず噛み噛みになってしった。だって。
目の前に居る彼………
すっごくイケメンなんだもん。