車内プレイ
第2章 車内プレイ1
髪は茶色に染められていて前髪を斜めに分けていて。目はキリッとしていて。唇は薄くて背は多分高くて大学生ぐらい。凄くカッコイイ。
『どうして貴方みたいな人が…』
芸能人に居そう。そして普通にモテそう。いや、モテるでしょうに!なんで彼が誘拐犯?私はパニックになってしまった。
『ははっ。君が思ってる事分かるよ。』
『どうして…』
『大人の事情ってやつかな。』
悲しそうに笑う彼。何故か胸が締め付けられた。誘拐犯相手なのに。
『それより、名前なんて言うの?僕は悠一。』
『え…えと…』
誘拐犯に名前を言っていいのだろうか。でも怖い。そんな矛盾が私の中で繰り広げられて。
『み、美羽です…。』
『美羽ちゃんか〜可愛い名前。』
嘘は、つけなかった。ついてもバレると思った。学校帰りだった私のスクールバックの中には生徒手帳と携帯が入っていて見られればお仕舞いだから。
『って、私の鞄は…?』
『え?前の助手席にあるよ。携帯は預かっておいたから。』
ニコッと笑う悠一さん。ああ、改めて誘拐犯だと確信してしまった。
『そ、う…ですか…』
『うんっ』
ニコニコと笑う悠一さんは凄く優しい顔で。それが逆に怖い。
『私を…どうするんですか…?』
勇気を振り絞り聞いた。答えは大体分かってる。でも、どこかで私の中で助かるかもなんて。
『どうすればいいのかな…?』
彼は首を傾げながら困った顔をする。私の中の希望は消え去りプチンと何かが切れた。
『私に聞かれても知らないですっ!貴方が連れて来たんでしょ?この誘拐犯!』
『ゆ、誘拐犯だなんて!酷い…』
『帰っても、いいですか?』
『そ、それはダメっ!今から僕が君を“犯すから”!』
こうして今に至る。
『どうして貴方みたいな人が…』
芸能人に居そう。そして普通にモテそう。いや、モテるでしょうに!なんで彼が誘拐犯?私はパニックになってしまった。
『ははっ。君が思ってる事分かるよ。』
『どうして…』
『大人の事情ってやつかな。』
悲しそうに笑う彼。何故か胸が締め付けられた。誘拐犯相手なのに。
『それより、名前なんて言うの?僕は悠一。』
『え…えと…』
誘拐犯に名前を言っていいのだろうか。でも怖い。そんな矛盾が私の中で繰り広げられて。
『み、美羽です…。』
『美羽ちゃんか〜可愛い名前。』
嘘は、つけなかった。ついてもバレると思った。学校帰りだった私のスクールバックの中には生徒手帳と携帯が入っていて見られればお仕舞いだから。
『って、私の鞄は…?』
『え?前の助手席にあるよ。携帯は預かっておいたから。』
ニコッと笑う悠一さん。ああ、改めて誘拐犯だと確信してしまった。
『そ、う…ですか…』
『うんっ』
ニコニコと笑う悠一さんは凄く優しい顔で。それが逆に怖い。
『私を…どうするんですか…?』
勇気を振り絞り聞いた。答えは大体分かってる。でも、どこかで私の中で助かるかもなんて。
『どうすればいいのかな…?』
彼は首を傾げながら困った顔をする。私の中の希望は消え去りプチンと何かが切れた。
『私に聞かれても知らないですっ!貴方が連れて来たんでしょ?この誘拐犯!』
『ゆ、誘拐犯だなんて!酷い…』
『帰っても、いいですか?』
『そ、それはダメっ!今から僕が君を“犯すから”!』
こうして今に至る。