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捨て犬と俺と…

第9章 壊れた想い

「…ごめん…お願い。今日泊らせて…?」


空斗「…い、いいけど…なんでそんな急に?」

「だ…だって…今、外で雷がああ…!!!」


気づくと窓の外は真っ暗。暗闇のなか絵にかいたような稲光と共にゴロゴロッ!と大きな音が耳にはいる。

空斗「はははっ(笑)お前ガキのころからかわんねーな。まさかいまだに雷なんて怖かったのか…」


「ばっ…ばか!!そ、そ、そんなんじゃねーよ…!!ただ音が大きくてその…てか!おまえだってガキのころから俺の前じゃすぐ泣くとこ変わってねーだろ(笑)」


空斗「…うっせ!!さっさと寝るぞっ。陸ベッドで寝て。俺床でいいから」


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