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捨て犬と俺と…

第4章 犬の名前

ピピピピ…ピピピピ!

うるっさー。時刻は6時。まだ外は薄暗かった。


思い体を起き上がらせる。

んん…

ごつん。

「いてっ!」

なんかぶつかった?ぶつかった衝撃でつぶった目をゆっくり開けるとそこにはおでこを両手でおさえて俺の上にまたがった翔がいた。


翔「…いたぃ」

「えっ…!!あっごめ…気づかなかったから…」

それから翔は俺の上からおりて俺から視線をそらした。

なんだったんだ…あ、俺今日学校じゃん。こいつ大丈夫かな??

「俺、今日学校だけど大丈夫?風邪なおった?」




…?まさかの無視?それともまだ俺に心開いてくれてない、、、こいつの過去一体なにがあったんだろうか。極度に1人を怖がって。でも自分だけの世界に引きこもってるような。知りたい。もっと翔こと理解してあげたい…。



でも、俺はなにをすればいいかわからなくてそれが凄くもどかしかった。


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