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捨て犬と俺と…

第8章 届かない思い

「ごめんなっなんか…えっと、翔だよな?俺、一方空斗!よろしくなっ!」


翔「…….はぃ」

「とっ、ところで翔って歳いくつ?俺より下だよな?」

翔「…やっぱり幼く見えるのかなぁ…」

その言葉は、俺じゃなくて陸に向けられたものだった。

陸「まぁしょうがないって(笑)背、低いんだから。あ、空斗!こいつ一応俺らと同い年な(笑)」

「あ…そうなんだ!ごめんな翔?」

翔「…大丈夫。行こ…?」


それから電車でネズミーランドまで行った。会話は主に俺と陸でたまに翔が喋るって感じだった。久々にこんなに笑って陸と話した気がしてそれだけで嬉しかった。


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