
捨て犬と俺と…
第8章 届かない思い
陸「なあなあ!まずなに乗るっ?」
「やっぱりスプラッシュ山脈だろ!あ、翔って絶叫系無理だった?」
翔「…乗ってみたい…!」
「じゃさっさとならぼうぜー」
陸「うわー俺、絶叫とか超無理なんですけどw」
「まあまあ!」
そういいつつ、3人で列に並んだ。40分待ちでまだ早い方だったけど先頭からここまでの距離は恐ろしいほど遠くてそれまでの会話をどうしようかなんてことを考えてぼーっとしていたら、
さっきと比べて翔の顔色は悪くて怯えてるような仕草をしてるのが見えた。どうしたのかと思って声をかけようとしたけどそれより早く行動したのは陸だった。
翔の頭を優しくなでながら小声で、大丈夫とかなんとか言ってた。
小声だったから俺にはうまく聞き取れなかったけど俺はなにを思ってか、気づかないふりをしてそっぽを向いた。
なんだか陸と翔には凄く深いつながりがあるみたいで自分なんて邪魔なんじゃないかってこんなことばっか思い浮かんでくるからもっと前向きに考えないと…
「やっぱりスプラッシュ山脈だろ!あ、翔って絶叫系無理だった?」
翔「…乗ってみたい…!」
「じゃさっさとならぼうぜー」
陸「うわー俺、絶叫とか超無理なんですけどw」
「まあまあ!」
そういいつつ、3人で列に並んだ。40分待ちでまだ早い方だったけど先頭からここまでの距離は恐ろしいほど遠くてそれまでの会話をどうしようかなんてことを考えてぼーっとしていたら、
さっきと比べて翔の顔色は悪くて怯えてるような仕草をしてるのが見えた。どうしたのかと思って声をかけようとしたけどそれより早く行動したのは陸だった。
翔の頭を優しくなでながら小声で、大丈夫とかなんとか言ってた。
小声だったから俺にはうまく聞き取れなかったけど俺はなにを思ってか、気づかないふりをしてそっぽを向いた。
なんだか陸と翔には凄く深いつながりがあるみたいで自分なんて邪魔なんじゃないかってこんなことばっか思い浮かんでくるからもっと前向きに考えないと…
