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捨て犬と俺と…

第9章 壊れた想い


それからしばらくの間、電車に揺られておりる駅の一つ前で翔を起こした。

目はあいてるけど、ぼやぼやしながら歩いてて相当疲れたのがよくわかった。本当は空斗の家に差し入れでもしようと思ったのだけれどこれじゃ無理だと感じて先に帰らせた。

空斗の家から駅の間にコンビニがあったからそこで風邪薬でも買ってくか…





ケータイを見るともう10時をすぎていた。外は真っ暗。今日は雲が多くて雨でも降りそうだな…


そういえば最近、空斗の家行ってないかも。

空斗の家は二階建てであいつの部屋はその二階にある。

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