素敵な飼い主様2
第3章 4人目の野獣さん?!
それとなく唯斗を見ると、白い制服を着ていて、ネクタイは淡いブルー。
いかにもお坊ちゃま風の制服だ。
その制服に赤髪っておかしい組み合わせだけれど、見事に着こなしているのが凄い。
もうここでコーヒーなんて飲んだら、かなり絵になると思う。
「?晴海、冷めるよ?」
「?!あ、そうだそうだ。ごめんよ」
首をコテン、とかしげてくるその姿に、不覚にもキュンッとなった。
慌てて食べようとするあたしの姿を見て微笑んだりもするから、フェロモンがかなりでている。
た、食べにくい。