素敵な飼い主様2
第3章 4人目の野獣さん?!
唯斗は光輝を起こしに行っちゃったし、なんとなく気まずい雰囲気・・・。
そっと顔を上げると、真っ直ぐな鋭い瞳と目があった。
「!」
驚いて逸らす。
輝は、右腕を椅子の背もたれにまわして、あたしをジッと見ていた。
なにか試しているような眼差しに、目があわせられない。
「なあ」
「・・・・・・」
「・・・おい、無視してんじゃねぇぞブス」
「・・・・・・・・・」
「俺からヘッドショットうけてぇのか?!」
「はいなんでしょう?!」
慌てて言葉を返したあたしに、輝は勝ったといわんばかりに笑った!