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素敵な飼い主様2

第1章 誰か嘘と言って!!





「そこにいると暑いでしょ?中に入ろうか」



「・・・はい・・・」



諦めて入ろうとしたとき。



「ふっざけんじゃねぇぞ輝ー!!!」



中から騒がしい声が聞こえてきて、バタバタとこちらに向かってくる足音。



え?と思った時、影があたしを包んだ。




ドンッ!!


「は、晴海ちゃん!!」



爽やかな、男性用の香水が鼻を掠めた。



抱きしめられたような格好になっていることに気づくのに、遅くなる。



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