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トラブルマーチ

第6章 新たな関係

最奥へ押し入られると、中で更に質量が増える感覚に、私は怖くなり身が震える。



「ううっ…はぁっ!!」



抜き挿しがゆっくりと始まると同時に、谷原の声が上がり、私は目を瞑り耳を押さえた。


その時、ゆっくりと私の中から谷原が引き抜かれた。


私が目を開けると、谷原が無表情で見下ろしていて、さっきまで抱え込んでいた脚まで手放していた。

私の耳を塞ぐ手をとってソファーに押し付ける谷原はゆっくりと顔を近付けながら言った。



「そんなに嫌なら、なんでさせるとか言うんだよ。」

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