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トラブルマーチ

第9章 親バレ

「ちょっと、里香?!…ご飯は?!」


「っいらない!!」



馬鹿な親。
何を浮かれてるの?!


娘がどういう状況かもしらないで!!


ドアの前に座り込み、堪えてた涙がボトボトと落ちた。

自分の身体を自分で抱きしめて、震える身体を必死になって押さえるのが精一杯だった。


いつかは親にもバレるとは思ったけど、あっさりとこんな早くに。その上大歓迎されてるし。


泣き疲れてぼーっとし始めるとそんな事を思っていた。

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