トラブルマーチ
第2章 振った男
「聞こえてるだろ?…口を開けろ。」
プルプル震えて口を開けると、谷原の舌が待ち遠しいかったという様な勢いで入り込み、口内の隅々まで舐めまわした。
「ううっ…ん…たぁ…ん、はりゃ…。」
苦しさに、谷原の腕を強く叩いて押すと、ゆっくりと離れた谷原はクスッと笑った。
「キスの途中で名前呼ぶとか無し。そんな高度テクいらないから、キスに集中して?」
そう言っては何度も角度を変えてキスをする。
嫌なのに、従ってしまうのは本能なのか。
自分を護る【防衛本能】
欲情する【性欲本能】
どちらにしても良い結果ではない。
プルプル震えて口を開けると、谷原の舌が待ち遠しいかったという様な勢いで入り込み、口内の隅々まで舐めまわした。
「ううっ…ん…たぁ…ん、はりゃ…。」
苦しさに、谷原の腕を強く叩いて押すと、ゆっくりと離れた谷原はクスッと笑った。
「キスの途中で名前呼ぶとか無し。そんな高度テクいらないから、キスに集中して?」
そう言っては何度も角度を変えてキスをする。
嫌なのに、従ってしまうのは本能なのか。
自分を護る【防衛本能】
欲情する【性欲本能】
どちらにしても良い結果ではない。