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トラブルマーチ

第2章 振った男

「ゴメンなさい!!」


「…じゃ、手…退かして?」



そう言われ、素直に従った。

私が手を退かすと、更に肉間を広げ舌で舐めまわされた。初めての感覚に気持ち悪さともう一つの、身体の奥からこみ上がる何か…。


「はぁ…んっ、あ、ああっ…はぁ、はぁっん。」


ハァハァとかかる息と、ジュルジュルと鳴らす水音に、触覚も聴覚も犯されていた。

出したくもないもに、どうしても開いてしまう口から喘ぎ声が漏れ、屈辱に閉じている瞳から流れ出る涙が止まらなかった。


「リカ。」

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