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トラブルマーチ

第3章 無力

その後は声も涙も出ないくらいの圧迫感に、ただ体を揺らされ、息さえもうまく出来なかった。


真っ暗の中。


小さな携帯の光が目に入っても…


抵抗すら出来ず…


自分の無力差に…


ただただ貫かれている事実を…



実感するだけだった。



「はぁっ…里香…気持ちいい…里香、里香!!」


更に突かれるスピードが早くなり、痛みも更に酷くなる。

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