テキストサイズ

トラブルマーチ

第3章 無力

「いっ…く、リカの…はぁっ!!」


パン!!

ズリあげられくらいの衝撃で、奥を突き貫いた谷原は、そのまま覆いかぶさる様に倒れこんできた。


私の中で、谷原はビュッビューッと何度か射精をしたのが生々しく判った。



「いっ嫌ぁぁぁああ!!」



谷原を押し剥がそうとしても、しっかりと覆いかぶさる体は動かなかった。

パッと顔にライトを当てられると、唇を覆われペロペロと舐め回す様なキスをして来る。


『カシャ』


シャッター音は、間違いなく私と谷原のキスを撮っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ