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トラブルマーチ

第4章 続く悪夢

そうしていると、後ろから車がゆっくりと近づいてきて、ライトで照らされた。


普段車の通りも少ない道だけに、身が震える恐怖を味わった。

その車が…そこで止まったのだ。


怖い!!



ドアが開くと、自転車のサドルを力強く掴んだ。



「…里香?!」



その声は…数十分前、私を無理やり犯した谷原だった。

何でここにいるの?!
頭の中はそればっかり。

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