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不純なメイド!?

第3章 【 昔の女 】

そして、アヤが傘を差し出して…。

「いつまで 持たせんのょ 。ナオヤ。」


黒の傘と小さめのピンクの傘を俺に押し付けた。

俺は無言で受け取った。
やっぱり……。(汗)



そう言えば、俺のことナオヤと呼ぶようになったのはいつからだろうか?


他人からみたら、俺達は年の離れた恋人に見えてしまうのかな?


美保が勘違いするんだからきっと…。かもしれない。だが実際は不思議な関係には違いない。



それにしても、降りそうで降らない、この空模様。
今の俺の心境に似ている。
ここで雨でも降ってくれれば、相合傘で肩を寄せ合って帰るのに…。
そうすれば、アヤの機嫌も治るかも知れないと思っていたのだが、一向に雨は降らない。!?







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