ヒュリカ ~僕だけをみて~
第3章 誘拐
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K2『対象が気絶、そのまま転送しますか?』
主「…少女は皆、猫が好きなのではなかったのか?……せっかく、契約させようとしたのだが、気絶してしまっては意味がないではないか…」
主はチッと舌打ちをした
k2『申し訳ありません…』
主「ふんっ…まぁいい、とにかく転送しろ。後で契約をさせておけ、必ずな」
K2は主の前に跪いた
K2『はいっ…必ず……』
K2は黒猫の姿に化けているB3にこう言った
K2『…転送用のコンタクトの用意を。
20秒後に転送を開始します。
また、島に着き次第、こちらと繋げてください。
対象の意識が回復した際には必ず契約をしてください。
但し、契約させるまでは他の対象者とは接触させないでください。その後の手順の変更はありません。』
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B3『了解…』
B3は主たちとの回線を切った