溺愛
第2章 告白
とうとう来ちゃった…。
なにがきたかって??
あのね,今日は
私同じクラスの
超イケメンで
背が高くて
見てるだけで
鼻血が出そうなくらい
大好きな幹矢くんに告白しようと
おもってね
待ち遠しい気持ちでずっと
待ってたの!!!
性格はちょっと冷たいんだけどね
幹矢くんだからそれもカッコイイの!!!
幹矢くんに恋をしたのは
いまから3ヶ月前のこと…。
私は放課後
社会の資料を探しに
図書室にいたの。
その時はまだ
幹矢くんのことは
全くしらなくて。
「ぇ~っと、、、これじゃなくて…」
「…ぁ、あった!!」
私が探してた
資料は本棚の一番上の段にあった。
一応背伸びはしてみたけど…
当然
身長148センチの私の手が
とどくはずもなく……
どうしようか
と、本棚を見上げ、
困りはててたその時―…
横から
スッと、誰かが
私の目当ての本を取った。
私はその制服から
微かに香る香水の甘い匂いに
酔いしれそうになった。
見上げると
そこには同じクラスの
中山 幹矢くん。