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6日間の奇跡

第1章 1日目前半

引率の先生が、これからの予定を話している間に、名古屋に着いた。

そこからは新幹線で成田まで直行である。


……

成田

今覚えば、ここが初めて英語で会話したかもしれない。

荷物を預けるために、並んでいた。その時間30分。

偶然すぐ後ろにいた外国人が痺れを切らして、ちょっと列からずれていた何人かの派遣生を抜かしてきた。

もちろん、みんな抗議したけど、日本語で最初は喋っていた外国人も、英語を使い始めて、挙げ句の果てには無視された。

不安の大きくなった出来事である。

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