《Eternal bells…… 》
第14章 長人
ある日の壬生浪士組 屯所ーー
蔵の陰に二人の男、、、
「愛次郎、あぐりちゃんを守るにはそれしか無いんだ…俺も協力するから」
「…わかりました。あぐりと逃げます」
「俺に任ておけ、詳しくはまた話そう。じゃあな…」
(ククッ…後は殺す理由作りだな…長州の姫様の泣く顔も楽しみだ…)
ーコンコン
「誰だ?」
「佐伯です。内密な話があるんですが…」
(佐伯が俺に何の用だ…?怪しいな…)
「入れ」
佐伯は土方の前に腰を下ろす、、、
「内密な話とはなんだ…?」
煙管に火を付ける、、、
「長州の情報が入りまして…」
(やはり、こいつは間者か…?)
「ほう、その情報はなんだ…?」
「桂小五郎や久坂玄瑞に囲われている謎の女がいるそうです…。
名前は、結城 麗美」
「……それで、その女が何なんだ?」
「残念ながら、まだ名前しか…
でも、ただの女を桂まで囲うのには何かあるはず…長州を揺さぶるにはいい材料になるかもしれません…」
(何を企んでる……?)
「わかった…名前は覚えておく。だが、こっちから長州を刺激するのはまだ早い…勝手に動くな」
(さて…あぐりと麗美、どちらから鳴かせてやろうか……ククッ……)
蔵の陰に二人の男、、、
「愛次郎、あぐりちゃんを守るにはそれしか無いんだ…俺も協力するから」
「…わかりました。あぐりと逃げます」
「俺に任ておけ、詳しくはまた話そう。じゃあな…」
(ククッ…後は殺す理由作りだな…長州の姫様の泣く顔も楽しみだ…)
ーコンコン
「誰だ?」
「佐伯です。内密な話があるんですが…」
(佐伯が俺に何の用だ…?怪しいな…)
「入れ」
佐伯は土方の前に腰を下ろす、、、
「内密な話とはなんだ…?」
煙管に火を付ける、、、
「長州の情報が入りまして…」
(やはり、こいつは間者か…?)
「ほう、その情報はなんだ…?」
「桂小五郎や久坂玄瑞に囲われている謎の女がいるそうです…。
名前は、結城 麗美」
「……それで、その女が何なんだ?」
「残念ながら、まだ名前しか…
でも、ただの女を桂まで囲うのには何かあるはず…長州を揺さぶるにはいい材料になるかもしれません…」
(何を企んでる……?)
「わかった…名前は覚えておく。だが、こっちから長州を刺激するのはまだ早い…勝手に動くな」
(さて…あぐりと麗美、どちらから鳴かせてやろうか……ククッ……)