《Eternal bells…… 》
第14章 長人
長州藩邸ーー
「お前は、佐伯又三郎って奴は会った事無いよな?」
厳しい表情の玄瑞、、、
ー!!
(麗美から昨日聞いた奴…)
「無いけど、そいつがどうした?」
「実は、元は長人で間者として壬生浪に入っとった。でも、壬生浪にもこっちの情報を流しとるかもしれん。
最近の長州を名乗った辻斬りも、佐伯が関わっとる可能性がある」
「ふ~ん、でも、ただ人を斬りたいだけなら長州を名乗る必要は無いよね?」
「そうなんだ。どうやら金で誰かに雇われとる…その主が掴めん」
「どっちにしても、佐伯は消した方がいいね」
「ああ、そうなんだが…壬生浪にいるから簡単には手を出せん。綺麗に消したいからな…」
「玄瑞……。綺麗に消せる方法がある…」
ニヤリと笑う栄太、、、
栄太は、あぐりと愛次郎の事を話した。その事で麗美が昨日、壬生浪に連れて行かれた事も……
「麗美ちゃんも無茶な事を………。今回は、その恋仲二人には囮になってもらうか…その場で佐伯を殺る!」
「佐々木は壬生浪だから、玄瑞は顔隠してよ?」
「俺だけかよ。お前も隠せ!」
「僕は、顔割れて無いからいいんだ。
隠したら、不自然だし。佐々木とは顔合わせちょるんだ」
「わかったよ……」
「そう言えば、最近、翠蓮見とらんけど?」
「……仕事でずっと、島原入っとる。
そこで佐伯の事も分かった」
急に俯く玄瑞、、、
「プッ…玄瑞が嫉妬しちょる…クククッ」
吹き出す栄太。
「違うっ///
ただ…あいつ、色売って情報を仕入れとる……。それを辞めさせたいんだが…」
(玄瑞は翠蓮がね~……ふ~ん。面白くなりそう♪)
他人の色恋には黒い栄太が顔を出す、、、
「お前は、佐伯又三郎って奴は会った事無いよな?」
厳しい表情の玄瑞、、、
ー!!
(麗美から昨日聞いた奴…)
「無いけど、そいつがどうした?」
「実は、元は長人で間者として壬生浪に入っとった。でも、壬生浪にもこっちの情報を流しとるかもしれん。
最近の長州を名乗った辻斬りも、佐伯が関わっとる可能性がある」
「ふ~ん、でも、ただ人を斬りたいだけなら長州を名乗る必要は無いよね?」
「そうなんだ。どうやら金で誰かに雇われとる…その主が掴めん」
「どっちにしても、佐伯は消した方がいいね」
「ああ、そうなんだが…壬生浪にいるから簡単には手を出せん。綺麗に消したいからな…」
「玄瑞……。綺麗に消せる方法がある…」
ニヤリと笑う栄太、、、
栄太は、あぐりと愛次郎の事を話した。その事で麗美が昨日、壬生浪に連れて行かれた事も……
「麗美ちゃんも無茶な事を………。今回は、その恋仲二人には囮になってもらうか…その場で佐伯を殺る!」
「佐々木は壬生浪だから、玄瑞は顔隠してよ?」
「俺だけかよ。お前も隠せ!」
「僕は、顔割れて無いからいいんだ。
隠したら、不自然だし。佐々木とは顔合わせちょるんだ」
「わかったよ……」
「そう言えば、最近、翠蓮見とらんけど?」
「……仕事でずっと、島原入っとる。
そこで佐伯の事も分かった」
急に俯く玄瑞、、、
「プッ…玄瑞が嫉妬しちょる…クククッ」
吹き出す栄太。
「違うっ///
ただ…あいつ、色売って情報を仕入れとる……。それを辞めさせたいんだが…」
(玄瑞は翠蓮がね~……ふ~ん。面白くなりそう♪)
他人の色恋には黒い栄太が顔を出す、、、