《Eternal bells…… 》
第15章 三角の…
酉の月(8月)十五日
島原の揚屋ー
深紅に金糸の刺繍の打掛けを纏った翠蓮は一人の男に寄り添い、酌をする、、、
「後は、中川宮様が帝様を説得すれば、我々の計画も成功ですな」
「高崎さんが私を訪ねて下さらねば大和行幸の阻止など私だけでは力不足。
これで、攘夷の波も少しは収まるであろう」
「秋月さん、これからも薩摩と会津で公武合体に向けて力を合わせましょう」
二人は杯を交わす……
「凛花、今夜もお前の隣で眠りたい」
秋月は凛花のうなじを指で撫でる…
「秋月はん///うち嬉おすわ…」
はにかみ上目づかいで見つめる凛花、、、
「これはこれは、お熱いですな。
秋月さんも隅に置けませんね、
ハッハッハ…」
「凛花は一度床を共にすると、離れられなくなるからな……」
「いややわ、秋月はん、高崎はんの前で……///」
先日決まった攘夷親征の詔は、13日に同盟を結んだ会津と薩摩によって、阻止される、、、
八・一八の政変、忠実どうりに進んでいた…ただ、長州側に情報が漏れている事を除いて…。
(これで、久しぶりに藩邸に戻れる…)
情報を得る為、ずっと島原に入っていた翠蓮……会津の公用方、秋月に幾度も抱かれていた…。
島原の揚屋ー
深紅に金糸の刺繍の打掛けを纏った翠蓮は一人の男に寄り添い、酌をする、、、
「後は、中川宮様が帝様を説得すれば、我々の計画も成功ですな」
「高崎さんが私を訪ねて下さらねば大和行幸の阻止など私だけでは力不足。
これで、攘夷の波も少しは収まるであろう」
「秋月さん、これからも薩摩と会津で公武合体に向けて力を合わせましょう」
二人は杯を交わす……
「凛花、今夜もお前の隣で眠りたい」
秋月は凛花のうなじを指で撫でる…
「秋月はん///うち嬉おすわ…」
はにかみ上目づかいで見つめる凛花、、、
「これはこれは、お熱いですな。
秋月さんも隅に置けませんね、
ハッハッハ…」
「凛花は一度床を共にすると、離れられなくなるからな……」
「いややわ、秋月はん、高崎はんの前で……///」
先日決まった攘夷親征の詔は、13日に同盟を結んだ会津と薩摩によって、阻止される、、、
八・一八の政変、忠実どうりに進んでいた…ただ、長州側に情報が漏れている事を除いて…。
(これで、久しぶりに藩邸に戻れる…)
情報を得る為、ずっと島原に入っていた翠蓮……会津の公用方、秋月に幾度も抱かれていた…。