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《Eternal bells…… 》

第16章 島原とカステラ

出発の朝まで栄太と過ごした私、、




「栄太、起きて」

ーモゾッ
「……ん………麗美…きす…」


寝起きの栄太に私は弱い…
(可愛いっっ!)

ーチュッ♪


「おはよう……♪」
麗美のキスでは直ぐ起きる栄太。


「そろそろ仕度しなくちゃ。私、おにぎり握って来るから着替えててね」


(今日から暫く離れるんだなぁ…はぁ…
どれ位で帰って来るのかな…)



「僕が居ない間、麗美を頼んだよ。
なるべく早く戻るから」

「任せろ、梅之助さんがしっかり守ってやるよ」

「お前が一番信用出来んな」

「玄瑞ひでぇよ…シュン…」


(このトリオ好きだな…♪)
麗美がニヤニヤ見ていると、栄太に抱き締められた、、そして、、


ーチュ~~ッ!

「………なに…を…///」
首に大きなしるしを付けられた。

「虫除け♪昨日のだけじゃ足りんから」

「朝から羨ましいぜ……」

「まったくだ…。俺も島原『玄瑞は翠蓮としちょれ♪』
黒い栄太。

「なにっ?///俺は、違うぞ。違う//」

「まあ、秋月に持って行かれんで済んだんだから、頑張りなよ。
麗美♪行ってきます」
ーギュ~ッ……チュッ



栄太は江戸に発った、、、



ーーーー


道中

茶屋で麗美の握ったおにぎりを食べながら紅葉を眺める、、、腰元でキラキラ光る鈴を指で鳴らしながら栄太は思った、、


(いつかは…一緒になりたい…
僕が幸せにする…
愛してる……)

ーチリン…

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