《Eternal bells…… 》
第17章 君がため
橋の下に座り大切に持ってきたカステラをを食べる…。
(うまいきぃ…//)
甘くて優しい味に顔が綻ぶ…
初めて異性に淡い想いを抱いた以蔵。
(もう一度…人として生きてみるぜよ…)
麗美が目を覚ますと、以蔵の姿は無かった、、、
(行っちゃったんだ…
生きて欲しい…死なないで…)
ーーーーーー
丑の月(12月) 雪が降る京の町の茶屋、、
「これからど~するんじゃ?会津から巻き上げた金子も底をついたぞ」
佐伯と共に、会津の秋月の側近に雇われていた浪士達は遊ぶ金子が底をつき苛立っていた、、、
「なあ、佐伯が言っていた女を会津に高く売り付けるのはどうだ?」
「女…?!どの女かわからんのにどうやって…しかも久坂達が囲っちょる。
下手に狙うと俺達の首が飛ぶぞ」
「佐伯が酔っ払って言ってたぜ…髪の色が違うってな…」
「髪の色が違う?異人なんか……?」
「俺もよく分からんが…捕まえて損は無いんじゃねぇか?ニヤッ…」
ーーーーー
「クシュン!…ズルッ……ブルッ……」
(頭痛い……寒い…。)
麗美は風邪をひいて寝込んでいた、、、
ースッ
「具合はどうだ?栄太から文が届 いたぞ。」
麗美の看病は玄瑞がしていた、、
「…栄太…?無事に老中ど会えだんでずが…?グスッ……」
「ああ、会えたらしいぞ。江戸にもう少し留まって幕府の内情を調べてから戻るそうだ」
(会えたんだ…良かった……)
「……良がっだ……ズルッ…玄瑞ざん、龍馬ざんはまだ京に゙は居ま゙ぜんよね……?」
「俺は会っとらんが…佶摩に聞いてみるか?」
「お願いじまず…。龍馬ざんにも゙話しだい事が…」
「分かった、今は早く元気になれ。翠蓮も心配しとるぞ…」
(早く栄太に会いたいっ!!)
鈴と簪を握りしめ数日間寝込んだ麗美だった、、
(うまいきぃ…//)
甘くて優しい味に顔が綻ぶ…
初めて異性に淡い想いを抱いた以蔵。
(もう一度…人として生きてみるぜよ…)
麗美が目を覚ますと、以蔵の姿は無かった、、、
(行っちゃったんだ…
生きて欲しい…死なないで…)
ーーーーーー
丑の月(12月) 雪が降る京の町の茶屋、、
「これからど~するんじゃ?会津から巻き上げた金子も底をついたぞ」
佐伯と共に、会津の秋月の側近に雇われていた浪士達は遊ぶ金子が底をつき苛立っていた、、、
「なあ、佐伯が言っていた女を会津に高く売り付けるのはどうだ?」
「女…?!どの女かわからんのにどうやって…しかも久坂達が囲っちょる。
下手に狙うと俺達の首が飛ぶぞ」
「佐伯が酔っ払って言ってたぜ…髪の色が違うってな…」
「髪の色が違う?異人なんか……?」
「俺もよく分からんが…捕まえて損は無いんじゃねぇか?ニヤッ…」
ーーーーー
「クシュン!…ズルッ……ブルッ……」
(頭痛い……寒い…。)
麗美は風邪をひいて寝込んでいた、、、
ースッ
「具合はどうだ?栄太から文が届 いたぞ。」
麗美の看病は玄瑞がしていた、、
「…栄太…?無事に老中ど会えだんでずが…?グスッ……」
「ああ、会えたらしいぞ。江戸にもう少し留まって幕府の内情を調べてから戻るそうだ」
(会えたんだ…良かった……)
「……良がっだ……ズルッ…玄瑞ざん、龍馬ざんはまだ京に゙は居ま゙ぜんよね……?」
「俺は会っとらんが…佶摩に聞いてみるか?」
「お願いじまず…。龍馬ざんにも゙話しだい事が…」
「分かった、今は早く元気になれ。翠蓮も心配しとるぞ…」
(早く栄太に会いたいっ!!)
鈴と簪を握りしめ数日間寝込んだ麗美だった、、