《Eternal bells…… 》
第4章 新たな始まり
私が願った事…
消えてしまえばいいって…
その結果、幕末にタイムスリップ?してしまったけど…これからどうしよう…。
「帰る家は無いんです…」
と、言うと。
ーガバッ
隅っこで見ていた龍馬さんが突然飛び出し抱きついてきた。
「家が無いなら、ワシんとこ来ればいいき♪」
ーガンッ
笑顔のまま涙を浮かべて
竜馬さんは沈んだ…
「玄瑞。龍馬を何処か連れて行って。これじゃあ、落ち着いて話も出来ん」
栄太郎さんは顔を引きつらせて言う。
「わ、わかった。後は栄太に
任せるけぇ」
玄瑞さんは沈んだままの龍馬さんの首根っこを掴み、引き摺って部屋を出て行った…
(なんか…可哀想)
(あれ…?)
私は白絹の寝巻きを着ている事に気づいた。
「あの、私の着物は…?」
「ああ、汚れちょったから女将が洗っとる」
(良かった……)
まさか、栄太郎と玄瑞が着替えさせたとは、思わなかった麗美。
(そういえば、鈴と携帯は…?)
周りを見渡しても見当たらない。
「ねぇ、何探しちょるん?」
「朱色の袋が何処かにありません
でしたか!?」
(携帯は見つかったらまずいよね…)
栄太郎は口角を上げてニヤリと笑う…
「あったけど…君が何者なんか、説明したら返す」
栄太郎さんの目付きが鋭くなる……
(どうしよう…未来から来た事話せば良いの?それとも誤魔化した方が…??)
栄太郎さんの突き刺す様な視線に耐えられなくなって、目を反らす。
(変な汗が止まらない…)
「その髪と爪の色、何なんか説明して。
普通じゃないっちゃね…。後、これは何…?異人なんか……?」
と、携帯を懐から出す。
(携帯?!!)
もう、誤魔化せ無い…嘘もつきたくない…。信じて貰えるかはわからないけど… 賭けよう…。
消えてしまえばいいって…
その結果、幕末にタイムスリップ?してしまったけど…これからどうしよう…。
「帰る家は無いんです…」
と、言うと。
ーガバッ
隅っこで見ていた龍馬さんが突然飛び出し抱きついてきた。
「家が無いなら、ワシんとこ来ればいいき♪」
ーガンッ
笑顔のまま涙を浮かべて
竜馬さんは沈んだ…
「玄瑞。龍馬を何処か連れて行って。これじゃあ、落ち着いて話も出来ん」
栄太郎さんは顔を引きつらせて言う。
「わ、わかった。後は栄太に
任せるけぇ」
玄瑞さんは沈んだままの龍馬さんの首根っこを掴み、引き摺って部屋を出て行った…
(なんか…可哀想)
(あれ…?)
私は白絹の寝巻きを着ている事に気づいた。
「あの、私の着物は…?」
「ああ、汚れちょったから女将が洗っとる」
(良かった……)
まさか、栄太郎と玄瑞が着替えさせたとは、思わなかった麗美。
(そういえば、鈴と携帯は…?)
周りを見渡しても見当たらない。
「ねぇ、何探しちょるん?」
「朱色の袋が何処かにありません
でしたか!?」
(携帯は見つかったらまずいよね…)
栄太郎は口角を上げてニヤリと笑う…
「あったけど…君が何者なんか、説明したら返す」
栄太郎さんの目付きが鋭くなる……
(どうしよう…未来から来た事話せば良いの?それとも誤魔化した方が…??)
栄太郎さんの突き刺す様な視線に耐えられなくなって、目を反らす。
(変な汗が止まらない…)
「その髪と爪の色、何なんか説明して。
普通じゃないっちゃね…。後、これは何…?異人なんか……?」
と、携帯を懐から出す。
(携帯?!!)
もう、誤魔化せ無い…嘘もつきたくない…。信じて貰えるかはわからないけど… 賭けよう…。