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《Eternal bells…… 》

第4章 新たな始まり

今日は星が綺麗だ…

栄太郎は廊下の襖を開け、縁に腰かけ酒を飲んでいた。

先生…不思議な子を見つけました。
未来から来たんだって、信じられん話ですよね。でも、嘘をついとる様に見えないんです。四角い物で離れとる相手と話が出来るそうです…未来はどんな国になっとるんでしょうか?




もう幕府には国は任せられんです。
玄瑞や晋作はやり方が少し荒いけど、僕は僕なりにやってみます。
先生が望んだ国にする為に…。


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鈴を取りだして眺める、、、


ーチリン…

不思議だなぁ、何で幕末なんだろう?
あの刀?白い世界で話した人…?
よりにもよって、拾われたのは吉田稔麿様…信じられないけど…。



幕末は、いつ死んでもおかしく無い時代。平和だった時代で育った私に生きて行けるのかな…


なんて……


考えてても仕方がない、自分で望んで此処に来たんだから…
自分なりに答えを見つければいい。

明日からは、前を向いて生きるしかない…。

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