
《Eternal bells…… 》
第23章 いっくんの改心
数刻後ーー
私の部屋には沢山の甘味や贈り物が
並び、玄瑞さん、翠蓮、晋作さん、龍馬さん、桂さん、という大勢の人で埋め尽くされていた。
私は後ろからすっぽりと栄太さんに包まれて座っている…栄太さんに寄り掛かる
形になっているけど…背中全体が栄太さ
んの身体に密着していて…
ドキドキします///
「いやぁ~…グスッ…無事に帰って来てくれ
て本当に良かった…グスッ…何かあったら、麗美さんの父上に申し訳がたたんではないかぁ~~!」
酔っ払い桂大号泣。
「桂~!!麗美を傷付けた壬生狼を
ぶっ潰すんじゃ!同志達も入京しとる!
これからが本番じゃ!」
熱くなる酔っ払い晋作。
布団上に座る麗美と栄太の前でも、、、
「グスッ…以蔵は心根が優しゅうて、いい奴
じゃ…ズビッ…姫様!頼むき!以蔵を救ってやっちょくれ…グスッ…頼むきぃ~」
酔っ払い龍馬大号泣。
「大丈夫です♪以蔵さん、異国語を学びたいと言ってますよ。それに、もう人は斬って無いんですよね…?」
「…それがの…まだ斬っちょるかもしれんがよ。今日も、もしかしたら…グスッ…」
眉を八の字に下げる龍馬…
(以蔵さん……)
麗美は龍馬から以蔵が今までしてきた事、本当は斬りたく無かった事などを聞いた。
今では他人であれば斬る事を何とも思わない以蔵…。
純粋過ぎたが故に、武市半平太の為に人を斬り続けた以蔵の傷は思った以上に深かった…
酔っ払い達が静かになり、ウトウト
し始めた頃、、、
「もう遅いし、そろそろお開きにする
ぞ。麗美ちゃんも疲れただろう…」
と、玄瑞。
「じゃあ、身体拭く準備してくるね。
男達は部屋から出て!…栄太もね!」
風呂に入れ無い麗美の身体を拭いてくれていたのは翠蓮だった…。
いつも駄々を捏ねて離れようとしない
栄太は、翠蓮にいつも怒られていた。
「え~…僕は良いじゃ『駄目っ!!!』
翠蓮からクナイが飛んで来る前に、部屋を出て行く男達、、
私の部屋には沢山の甘味や贈り物が
並び、玄瑞さん、翠蓮、晋作さん、龍馬さん、桂さん、という大勢の人で埋め尽くされていた。
私は後ろからすっぽりと栄太さんに包まれて座っている…栄太さんに寄り掛かる
形になっているけど…背中全体が栄太さ
んの身体に密着していて…
ドキドキします///
「いやぁ~…グスッ…無事に帰って来てくれ
て本当に良かった…グスッ…何かあったら、麗美さんの父上に申し訳がたたんではないかぁ~~!」
酔っ払い桂大号泣。
「桂~!!麗美を傷付けた壬生狼を
ぶっ潰すんじゃ!同志達も入京しとる!
これからが本番じゃ!」
熱くなる酔っ払い晋作。
布団上に座る麗美と栄太の前でも、、、
「グスッ…以蔵は心根が優しゅうて、いい奴
じゃ…ズビッ…姫様!頼むき!以蔵を救ってやっちょくれ…グスッ…頼むきぃ~」
酔っ払い龍馬大号泣。
「大丈夫です♪以蔵さん、異国語を学びたいと言ってますよ。それに、もう人は斬って無いんですよね…?」
「…それがの…まだ斬っちょるかもしれんがよ。今日も、もしかしたら…グスッ…」
眉を八の字に下げる龍馬…
(以蔵さん……)
麗美は龍馬から以蔵が今までしてきた事、本当は斬りたく無かった事などを聞いた。
今では他人であれば斬る事を何とも思わない以蔵…。
純粋過ぎたが故に、武市半平太の為に人を斬り続けた以蔵の傷は思った以上に深かった…
酔っ払い達が静かになり、ウトウト
し始めた頃、、、
「もう遅いし、そろそろお開きにする
ぞ。麗美ちゃんも疲れただろう…」
と、玄瑞。
「じゃあ、身体拭く準備してくるね。
男達は部屋から出て!…栄太もね!」
風呂に入れ無い麗美の身体を拭いてくれていたのは翠蓮だった…。
いつも駄々を捏ねて離れようとしない
栄太は、翠蓮にいつも怒られていた。
「え~…僕は良いじゃ『駄目っ!!!』
翠蓮からクナイが飛んで来る前に、部屋を出て行く男達、、
