テキストサイズ

《Eternal bells…… 》

第25章 桜香先生

翌日ー



私はまだ暗い内に起きて台所で朝ご飯
の準備をしていた。
記憶が戻った事…栄太には昨夜話した
けど、他の皆にはまだ話していない。
今朝、皆に話すつもり♪


昨日は結局作れなかったマヨネーズを
作り、すっかり外が明るくなる頃、、


座敷で皆を待っていると…




バタバタ…
ースパンッ!

「俺のマヨの匂いがするぞっ!」
動物並嗅覚の晋作起床。

「晋作さん♪おはよう。
どんな鼻してるの…?」
呆れ気味の麗美。


「おぉ…!会いたかったぜ愛しのおマヨ…
いただき『コラ晋作!皆が揃ってから
でしょうが』
ーパチンッ!

ブラック麗美様、晋作の手を叩く…

「でっ!…すみませんデシタ…シュン…」
凹みながらも晋作は思った…

(この感じ懐かしいな…)




「おはよう、お♪マヨネズじゃないか」
朝から爽やかな玄瑞。

「おはよう♪早く食べよう♪」
凄~く機嫌が良い栄太君。


「いっくんが来てからね……ん?
どうしたのいっくん…?」


座敷の入口で茹で蛸の様な以蔵が
固まっていた。


「……////」
口をパクパクさせている。

「いっくん?どうしたの?」

麗美が近づくと、頭が沸騰。


ーグイッ
「ほら、ご飯ご飯♪」
以蔵を引っ張る麗美。


「…お…お……ぉ///」
触れられて爆発寸前。



以蔵は昨夜の麗美の喘ぎ声が耳から
離れず、ムラムラして眠れなかった…



(やっぱりあの声、聞こえちょったか…
これからは気をつけるか…多分…)
栄太心の声…




「皆に報告があります!
記憶が戻りました!皆には迷惑かけて
しまって……ごめんなさい」




ーカチャ…
構えてた箸を晋作落とした…


「「…戻っ…戻ったぁ~?!!」」
晋作と玄瑞叫んだ。


「はい♪…と、いう事で、今日からは容赦
しないから…晋ちゃぁ~ん♪暫くは禁酒
しましょうね…?」
ニコニコ♪黒いです。


「良かった…!安心したよ…なぁ、晋作。
だから昨夜は一段と…ブツブツ…」
昨夜の喧しさに納得した玄瑞。


「めでたい時には酒だろ♪そうだ!
今夜は祝いだな!なぁ、以蔵…?」
酒大好き晋作、以蔵に振る。


「……お…飲みゆう!飲みゆうろ!
アハハハ………プシュウ~↓…」
栄太が羨まし過ぎて、飲まなきゃやって
られない以蔵…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ