《Eternal bells…… 》
第27章 居場所
旅籠ーー
晋作が戻ると旅籠は静まりかえっていた…
玄瑞も以蔵も戻っていない様だ…
麗美の部屋だけ灯りがついている…
「おい…栄太いるか…?入るぞ…」
ースッ…
壁に凭れ項垂れて座る栄太…
晋作は栄太の前に腰を下ろした…。
「今更後悔してんのか…?」
「刀が折れた…もう…会えない…」
「もし、麗美が戻って来ても…
またお前は突き放すんか…?」
「戻ったら…もう離さん…絶対に…
でも、もう手遅れじゃけぇ…手掛かりが
のうなった…」
「悪ぃ~けどな、俺は麗美に惚れてる
みてぇだ…居なくなって気付いたよ…
だから、戻ってもお前にはやらねぇ。
お前は麗美を傷付けるからな…ニヤ…」
ーピキッ!
ーバッ…グイッ!
栄太は晋作に掴みかかった…
「麗美は僕んじゃ!!お前には渡さん!」
殺気立つ栄太…
「お前が決める事じゃねぇな…
麗美が決める事だ。俺はあいつの気持ち
を優先するぜ…。お前にそれが出来んの
か…?これから先、何があっても…」
負けずに睨みつける晋作…
栄太は手を緩めた…
「また…会えるなら…傷付けん…
僕は…本当に馬鹿じゃ…」
「あぁ大馬鹿だ…こんな大馬鹿の為に
戻って来た麗美も、大馬鹿だけどな…」
ー?!!!
「……今…何て…?…」
「家族よりもお前を選んだ姫が先斗町
のふく富でお待ちだ…早く行ってやれ。
今回だけは、譲ってやるよ」
ニカッ☆
「晋作…ありがとう…」
ダダッ!
ースッ パンッ!
ドドドドド…
(栄太の馬鹿のおかげで余計な気持ち
に気付いちまったよ…)
「あ゙ぁーーっ!!…
さてと…桂さんに知らせに行くかね…」
この後も藩邸でドンチャン騒ぎをした
晋作、、以蔵と二人朝まではしゃぎ
まくった、、
晋作が戻ると旅籠は静まりかえっていた…
玄瑞も以蔵も戻っていない様だ…
麗美の部屋だけ灯りがついている…
「おい…栄太いるか…?入るぞ…」
ースッ…
壁に凭れ項垂れて座る栄太…
晋作は栄太の前に腰を下ろした…。
「今更後悔してんのか…?」
「刀が折れた…もう…会えない…」
「もし、麗美が戻って来ても…
またお前は突き放すんか…?」
「戻ったら…もう離さん…絶対に…
でも、もう手遅れじゃけぇ…手掛かりが
のうなった…」
「悪ぃ~けどな、俺は麗美に惚れてる
みてぇだ…居なくなって気付いたよ…
だから、戻ってもお前にはやらねぇ。
お前は麗美を傷付けるからな…ニヤ…」
ーピキッ!
ーバッ…グイッ!
栄太は晋作に掴みかかった…
「麗美は僕んじゃ!!お前には渡さん!」
殺気立つ栄太…
「お前が決める事じゃねぇな…
麗美が決める事だ。俺はあいつの気持ち
を優先するぜ…。お前にそれが出来んの
か…?これから先、何があっても…」
負けずに睨みつける晋作…
栄太は手を緩めた…
「また…会えるなら…傷付けん…
僕は…本当に馬鹿じゃ…」
「あぁ大馬鹿だ…こんな大馬鹿の為に
戻って来た麗美も、大馬鹿だけどな…」
ー?!!!
「……今…何て…?…」
「家族よりもお前を選んだ姫が先斗町
のふく富でお待ちだ…早く行ってやれ。
今回だけは、譲ってやるよ」
ニカッ☆
「晋作…ありがとう…」
ダダッ!
ースッ パンッ!
ドドドドド…
(栄太の馬鹿のおかげで余計な気持ち
に気付いちまったよ…)
「あ゙ぁーーっ!!…
さてと…桂さんに知らせに行くかね…」
この後も藩邸でドンチャン騒ぎをした
晋作、、以蔵と二人朝まではしゃぎ
まくった、、